過去に受けてきた4,000件を超える悩み相談の
すべてに当てはまる解消方法が詰め込まれた、
「悩み解消のバイブル」ともいえる本です。
今回の記事では、印象に残った気づきや、
私が実践して変化した点を紹介します。
悩みは解決ではなく、解消しよう
「上司が高圧的で嫌い、つらい、ムリ」
この悩みをもし解決しようとしたら、
どのような手段が考えられますか?
・上司が急病か事故で亡くなる
・あなた自身が会社を辞める
・仕事の質をあげて認められる存在になる
・上司の上司に相談をする
・他の上司や同僚、部下と親密になる
・仕事の快適度は諦めてアフター5を楽しむ
・睡眠時間をしっかり確保して健康は保つ
「普通」を入れて自分を楽にする
「人前でうまく話せない…」と悩む人は、
「周りは話せているのに自分だけ劣っている」
と思っている場合が大半だと思います。
劣等感、コンプレックス的感情ですね。
しかし本書の中では、結論から述べると
人前で話すのが得意な人はわずか9%しか
いなかったとのアンケート結果があります。
また、7人に6人は自己肯定感が高くなく、
自己肯定感が低いと答えた人は半数以上!
つまり「自己肯定感が低くて…どうしよう。」
この悩みはもはや超絶平凡!もはや普通(笑)
圧倒的な多数派と思えば、気楽になれませんか?
私も本書を読了後、モヤモヤ考える瞬間があっても
「きっとみんな同じようなこと考えてるよね!」
と自分に言い聞かせて過ごすように心がけたら
感情の起伏がほとんどなくなりました✨
だから「普通」を知ることは自分自身を
苦しさから開放することに繋がります🌈
悩みの解決=本当の願いではない
魔法のランプで願いを3つ叶えてあげる!
と言われたら、あなたはこのように書きますか?
・旦那が家事をやりますように!
・満員電車がなくなりますように!
言語化を実践して変化したコト
最後に、私が言語化を実践して
変化したコトを2つ紹介します。
ポジティブ3行日記
ポジティブ3行日記は樺澤紫苑さん著
「3つの幸福」で紹介されていたのをキッカケに
半年前から毎日続けている習慣のひとつです。
結論、「最悪だった!今日は書くことない!」
なんて頭では思う日も、いざ日記を開いて
1日を振り返ると、ちゃんとあるんです(笑)
・久々に歌えて気持ちよかったし楽しかった!
・ネガティブをポジティブに言い換えできた!
「それはそれとして」を口グセに
2つ目は「それはそれとして」を口グセ化しました。
本書の70ページに紹介されている手法です。
→それはそれとして、Aをまず終わらせよう
・健康診断の結果が、最悪だった!
→それはそれとして、今日から揚げ物控えよう
妥協しているわけでも否定しているわけでも
諦めているわけでもないんだけど、
不思議と肩の力が抜けて前に進める言葉。
魔法のような言葉だなぁと率直に感じました🧚
私も切羽つまったときやハプニングが起きた際に
「それはそれとして、今は何ができる?」と
自分に問うようにしたら冷静な判断が以前より
出来るようになったと実感しています✨
【まとめ】悩みがない人も役立つ本
言語化の魔力は、言葉にするだけではなく
抽象化したり視座転換したり、
鷹の目で柔軟に捉える大切さについても
教えてくれた書籍でした。
私自身は元々あまり悩みにくいタイプのため、
グダグダ悩み続ける人の気持ちがわからず
正直いうと苛立つ経験も過去にありました。
しかし本書を通して、言語化の魔力を
私自身が体感できたことはもちろん、
悩む人のメカニズムや要因を理解できたので
より人の言動に寛容になれた気がします✨
言語化の魔力は悩みがある人も悩みがない人も
どちらでも多くの学びと変化を実感できる書籍です。
ぜひ、あなたも言語化の魔力を体感してみてください🧙
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